Living with Japanese Gods & Goddess

瑞穂の国で生きる人の日記

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全ては他作自演であると気付くこと

何だか聞き慣れない言葉を使用しての題名、皆様さぞかし戸惑われたことと思います。
自作自演の間違えではないかと思われたかとは存じますが、今回は敢えて「他作自演」という言葉を作り、その言葉をもって題名と致しました。

突然の質問で恐縮ではありますが、自分である「私」とは、一体何で形作られていると思いますか?


”そもそも、この身体の中にいる自分って何なんだろう?”

私は小さい頃から、こんなことを考えていました。

自分はどこから来て、どこへ行くというのだろうか。
私がこの目で見ているこの風景って何だろう、そして私がやがてこの世での死を迎える時、この風景は一体どうなるのだろう。

こうして書くと、何だか哲学的な気配がしてきますね。

でも、この世に生を受けた人間ならば、一度は生命の神秘や自己について思いを馳せたのではないでしょうか。

そして、注意深く見渡してみると、同じこの世界にいて同じ風景を見ているはずなのに、受け取るものは人によって千差万別です。
例えば、どう考えても自分にとっては不快極まりない事なのに、人によっては同じ事が起こっても全然へっちゃらで、むしろ気にも留めてすらいない。

私にはこれが常々不思議で仕方ありませんでした。
それはまるで、人間とは一見同じ地面の上に立っていながら、実は全くバラバラの異なった世界に住んでいるのではないか、なんて考えてしまいます。

もしかしたら、人智を超えた力によって、何らかの理不尽なパラメータがそれぞれに振り分けられているのでは…とさえ考える始末です。

よくスピリチュアルでは、この現実世界はあなたの思った通りになる、なんて言われていますよね。

それを聞くと、

”えぇ~!?そんな馬鹿な、私はこんなこと思い描いていないし、望んでもいやしいない。
いつも素敵で幸せそうなあの人みたいに、私だって幸せを必死に思い描いているし、行動だってしている。
それなのに、現実はいつも真逆のことばかりが起こっている、神様は本当に意地悪で不公平だ!”

と、思わず足元の小石を蹴飛ばしたくなる気分になりますよね。

私も以前はそうでした。


少し遠回りかもしれませんが、そもそも、この現実世界って何で出来ていると思いますか?
宇宙があって、太陽系があって、その中に地球が・・・ということは、この際、少し脇に置いておきましょう。

もう少し言葉を変えて、具体的に言いますね。


この世は何を通して、見て、感じているのでしょう。


答えはもちろん、自分を通して、ですよね。
なんだ、そんな事は当たり前じゃない!と思いますよね。
そればかりか、そんなつまらない事を言って、今更何がどうなるっていうの?と、ちょっとじれったい気分になるかもしれません。

さて、ここでいよいよ最初の質問です。

この世界を見て感じているその「自分」とは、一体何で形作られていると思いますか?
人によって、いろんな答えがあるかと存じます。でも、このブログでは一先ずは以下の考えを軸にしていきたいと思います。


「自分とは、他人によって形作られたものである」


つまり、自分とは自身で作り上げたものではなく、今までの人生に関わってきた他人との人間関係によって作り上げられたものが「自分」なのです。

人によっては信じられずに受け入れられない考えかもしれませんね。

しかし、あなたはこの世に生を受けた時から独りだったでしょうか。
誰とも一切関わらずに独りでそこまで大きくなったのでしょうか。
なかなかそういう人はいませんよね。

それでは、誰があなたに言葉を教え、この世での知識を教えてくれたのでしょうか。

それは、親であったり、親戚であったり、地域の人であったり、友達であったり、学校の先生であったり、全て「他人」から得たものではないでしょうか。

そんな事はない。私は私の価値観に基づいて行動し、ちゃんと判断をしている!そこに他人なんて一切関係ない!と、自分の中から自分の叫び声が聞こえてきそうですよね。

確かに、人は価値観や信念のもとに、起きた物事に対して反応をし、そしてその評価を下すように出来ています。

でも、ちょっと考えてみましょう。

価値観とは人が成長の段階で学び得たものを精査し取捨選択し、そして築き上げてきたものです。
その価値観が、やがては信念へと変わり、信念が行動指針となって、その人を形作っていきますよね。

自己の成長とは、自分と自分以外、云わば人と人の係わり合いで培われていくものです。

そのため、その価値観や信念だって、親や兄弟がいる家庭に始まり、学校や職場や地域、ひいてはこの文明社会で他人と関わり合いから影響を受け、他人から獲得してきたものなのです。

ここまで来れば、ピンと来る人はピンと来るかもしれませんね。


あなたが今抱えているその気持ちや、その考えは、本当に「アナタ」のものでしょうか。
あなたが望んでいるその願いは、本当に「アナタ」のものなのでしょうか。


この世界は、他人が作り上げた「自分」を通して見て感じている世界なのです。
つまり、他人の手によっていつの間にか作り上げられてきた人物を自分で演じていると言っても過言ではありません。

もし、あなたがこの世界で何かつまずいていると感じたら、「自分」とは他作自演なのだということに気付きましょう。

まずはそこがスタートラインです。

繰り返しになりますが、それは本当に「アナタ」が望んでいるものですか。

今こそ、本当の「アナタ」にフォーカスしていく時です。
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